気療塾学院通信55号 新年特別号


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気療塾学院通信54号

筋肉、気療筋肉の発見と命名
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気療からみた神経の働きと筋肉の「収縮と弛緩・拡張」

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◆第三の筋肉(気療筋肉)の発見の「きっかけ」

○筋肉の種類

 筋肉には、内臓筋(平滑筋)、骨格筋(横紋筋)、心筋(横紋筋)の三種類があります。
内臓筋は、内臓などの壁をつくる平滑筋です。骨格筋は、骨格を支えて人体を動かす横紋筋です。
心筋は心臓を動かす横紋筋です。筋肉の動き方で分けると、自分の意思で動かすことができる随意筋と、
自律神経に支配されていて、本人の意思ではコントロールできない不随筋の二種類があります。


つまり、骨格筋は、自分の意思で動かすことができるので随意筋、
内臓筋と心筋は、自分の意思では動かすことができないので不随筋です。

○筋肉の「収縮と弛緩」の役割

 筋肉は「収縮と弛緩」を繰り返して、
それぞれの役割を果たしています。

「平滑筋」は、内臓諸器官や血管などの壁を構成する内臓筋です。
この内臓筋は自律神経の働き(脳幹指令)により、
生きている限り絶え間なく「収縮と弛緩」を続けます。

この内臓筋の「収縮と弛緩」により生命活動の維持ができ、
私たちは生きているのです。「横紋筋」は、横紋を有する筋繊維から
成る骨格筋です。

この骨格筋は、運動神経の働き(大脳指令)により、手足や身体を縮めたり、
伸ばしたりする筋肉、すなわち「収縮と弛緩(伸展)」をする筋肉です。
つまり骨格筋の「収縮と弛緩」の役割は、骨格を支え
、骨と協力して人体を動かすことです。

ただし、骨格筋は、もう一つの役割があります。
それは、生命活動を維持するための筋肉の「収縮と弛緩」です。
心筋は、骨格筋と同様の横紋筋ですが、特殊な筋肉です。


心筋は、自律神経の働き(脳幹指令)により、
昼夜問わず絶え間なく「収縮と拡張」を繰り返して心臓を動かしています。心臓が止まることは、死を意味します。

○気療における第三の筋肉(気療筋肉)の発見の「きっかけ」

 筋肉の種類と「収縮と弛緩」について、簡単に述べました。

ここで気療の症例について話をしたいと思います。
気療師の方が自分の奥様を気療ヒーリングをしている経過について
報告を口頭で受けました。その報告を聞いて、
私は、その内容を書いて欲しいとお願いしました。
その報告内容を次にご紹介します。

 

 二〇一三年一月から、腰痛があると妻が言い出しました。
二月中旬に横浜市内の整形外科に行き「圧迫骨折」といわれて
入院することになった。

その時のドクターの説明では、
役三十年前に子宮と卵巣を摘出手術したのが原因で
女性ホルモンが少なくなり、骨に栄養が足りなくなって、
背中や腰が弱くなり、骨がスカスカ、ボロボロになってしまうことだった。

これがドミノ現象になると「車椅子(生活)」になるとのことだった。
三月下旬に退院したが、しばらくはベットに横になっていた。
気療は毎日のように四十〜五十分は対面でやっていた。

四月になってから、神沢先生は、五本の指をしっかりつけて、
「くの字の手のひら」で気療をすることを改めて指導され、
それを意識して守った。その時は現在の「気療ハンド」という言い方は
まだなかったが、受け手の妻にも「くの字の手」にさせてから
治療することにした。

 

 五月末〜六月になって「融合極点」から「気療ハンド」の言葉ができて、
私は妻との治療に力が入った。六月に二度目のレントゲンを撮ることになった。

写真を見ながらドクターは「骨の状態は同じですが、
背骨の両側に筋肉がしっかりついて、骨を支えていますね」と言われた。
私は内心すぐ、気療のお蔭≠ニ思った。年末には「車椅子」かも、
と思っていたが今年になっても大丈夫だし、先日友人と一泊旅行も二回行き、
買い物にも出かけるようになった。(ただし荷物は持たないが)。

神沢先生は「気療筋肉」がついたのだと言ってくれた。
これからも「気療ハンド」を毎日続けて「自他治癒力」を
引き上げるよう頑張りたいと思っています。


気療塾学院通信A

この記事の中にある「骨の状態は同じですが、
背骨の両側にある筋肉がしっかりついて、
骨を支えていますね」の文言に注目してください。


私は口頭でこの文言を聞いた瞬間に、とっさに「気療筋肉」だと
声を発してしまいました。


このことが「第三の筋肉」としての発見と命名になったのです。


では、圧迫骨折により、寝たきりで、運動もできない状態で「なぜ?」
背骨 を支えるための「気療筋肉」がついたのでしょうか。
発達したのでしょうか。

後程説明します。



◆筋肉の「収縮と弛緩」は、神経に働きによって作動する

1 第一の筋肉(生命筋肉)
○内臓筋(平滑筋)と骨格筋(横紋筋)
 神経の働きからみてみましょう。私たちが、生きること、考えること、
感ずること、動くことすべての活動ができるのは、神経の働きのお蔭です。

筋肉の「収縮と弛緩」も同様です。
神経の働きと筋肉の「収縮と弛緩」の関係について考えてみましょう。


では、次の表「気療からみた神経の働きと筋肉の
「収縮と弛緩・拡張」をご覧ください。区分の欄の
「第一の筋肉」と「第二の筋肉」は、筋肉の「収縮と弛緩」の
状態をわかりやすくするため気療の立場から区分し命名しました。


「第一の筋肉」の神経は、私たちの「現在の脳幹」と自律神経です。

「現在の脳幹」と「自律神経」の働きにより、
内臓筋や骨格筋に「収縮と弛緩」が絶え間なく繰り返されます。

この筋肉の「収縮と弛緩」により、血液循環が行われます。
この血液循環が栄養と酸素を内臓諸器官や骨格筋など全身に供給します。
同時に老廃物を体外に排出します。


換言しますと、内臓筋や骨格筋などの「収縮と弛緩」により、
新陳代謝が行われて生命活動の維持ができるのです。

この筋肉の「収縮と弛緩」を「生命筋肉」と呼んでいます。 

○心筋(特殊な横紋筋)
心筋は、心臓の壁を構成する筋肉です。
心筋も骨格筋と同様の横紋筋です。
心筋は、血液を全身に送り続けるため、
強い特殊な横紋筋といわれています。

心筋は、本人の意思ではコントロールができません。
「現在の脳幹」と「自律神経」の働きによって、
「収縮と拡張」を絶え間なく繰り返し心臓を動かしています。


心臓は、血液を全身に循環する、循環器系の動力源です。
心臓の「収縮と拡張」は、内臓筋や骨格筋などの「収縮と弛緩」
に連動します。心臓の「収縮と拡張」は、まさに生命を守る源ですから、
「生命筋肉」と呼びます。


2第二の筋肉(運動筋肉)
 表の区分「第二の筋肉」は、骨格筋です。
骨格筋は、大脳と運動神経絵のはたらきによって、
本人の意思で自由自在に動かすことができる横紋筋です。


随意筋といわれています。骨格(骨組)を支えて、
自由に手足や身体を動かしたり、移動することができます。

この動きは、「収縮と弛緩」があって、
はじめて可能となります。「収縮と弛緩」の「弛緩」は、
「伸展」といったほうがわかりやすいかもしれません。
例えば、手足を曲げることを「収縮」、伸ばしたりすることを「伸展」といいます。
この骨格筋の「収縮と伸展」を「運動筋肉」と呼びます。


◆第三の筋肉(気療筋肉)は、気療神経の働きによって発達する
 次に表二重枠の欄をご覧ください。これは気療理論の核心です。

○「太古の脳幹」を主体とする気療の神経系の働き
 一般的に知られている神経の働きの他に、
私たちの大脳の抑制機能によって封印されている神経の働きがあります。

それが「太古の脳幹」を主体とする「気療の神経系」の働きです。
「太古の脳幹」は「現在の脳幹」の中に遺伝情報として眠っています。
気療神経には癒しの神経として、感知判別神経(感知判別力)と
感覚硬直神経(感覚硬直力)の二つの神経の働きがあります。

特に感覚硬直神経の作動は、全身の筋肉(内臓筋や骨格筋など)に
「瞬間収縮硬直と弛緩」を起こします。

この「瞬間収縮硬直と弛緩」を筋肉の「瞬間硬直の連続性」と呼びます。
筋肉の「瞬間収縮硬直と弛緩」が、始まる(筋肉調整)と、
血流の促進が始まります(血流調整)。そして体内のガス交換、
すなわち体内呼吸(細胞呼吸)が盛んになります(呼吸調整)。


筋肉調整、血流調整、呼吸調整の三つの調整、を合わせて、
癒しの三調整、すなわち「三調整の原理」と呼んでいます。
この「三調整の原理」は、科学実験で証明されています。


詳しいことは、拙著『気療講座 自他治癒力を身につけよう』
をご覧ください。読んでいただければ幸甚です。要約しますと、
気療神経(感覚硬直神経)の作動により、内臓筋、骨格筋、
心筋などが同時に「瞬間収縮硬直と弛緩」を起こし、
「三調整の原理」が働きだします。


それによって、
癒しの心身調整(免疫・ホルモン・体温・心の調整)が行われます。


「三調整の原理」と「癒しの心身調整」が「自他治癒力」の源泉です。
自他治癒力は「自己治癒力」と「他者治癒力」を合わせた用語です。
自己治癒力は、積極的に自分の病気やケガを回復・改善します。
他者治癒力は、積極的に他者の病気やケガを回復・改善します。



また、自他治癒力は病気を予防します。
「瞬間収縮硬直と弛緩」を続けることにより全身の筋肉(内臓筋・骨格筋など)は、
癒しのための筋肉ができてきます。


これが「第三の筋肉」としての「気療筋肉」です。



○気療筋肉は、鍛えることができ、発達させることができる
 第一の筋肉(生命筋肉)の「収縮と弛緩」は、
自律神経の働きによりますので、本人の意思では、
コントロールができません。「現在の脳幹」と
自律神経で生命活動を維持しています。


第二の筋肉(運動筋肉)は、大脳と運動神経の働きにより自分の意思で
手足や身体を曲げたり伸ばしたりの「収縮と伸展(弛緩)」が自由にできます。


骨格筋(一般的にいわれている筋肉です)は、鍛えることができ、
筋肉力を発達させることができます。


スポーツ選手などがよい例です。

 気療筋肉は、「太古の脳幹」と「気療神経(感覚硬直神経)」の
働きにより、内臓筋と骨格筋に「瞬間収縮硬直と弛緩」が起きます。



この「瞬間収縮硬直と弛緩」は、強烈な筋肉力があります。
この筋肉力は、各内臓筋を強化して、各内臓の機能を高め保護します。
そして、同時に骨格筋をやわらかく強く調整します。



つまり筋肉の「瞬間収縮硬直と弛緩」が内臓筋や骨格筋を鍛えて、
気療筋肉にすることができます。



 ここで先の症例報告の中の「背骨を支える筋肉がついた」の件ですが、
運動ができない状態でなぜ筋肉がついたのでしょうか。


それは、感覚硬直神経(気療神経)の働きによる筋肉の
「瞬間収縮硬直と弛緩」を続けることによって、
背骨を守るための「気療筋肉」として発達させたのです。



 例えば、競技選手が練習を重ねて筋肉が発達するのと同様です。
気療ヒーリングを毎日続けることにより、気療筋肉が発達したのです。



◆気療のすべては、気療ハンドの「究極の一点」からはじまる

 五本の指をそろえて「くの字」の手のひらにします。そして、
親指と小指で三本の指(人さし指・中指・薬指)を挟むように力を加えます。


「力を加えた」瞬間に気療神経が作動して「くの字」の手のひらが、
瞬間的に自然硬直します。これが気療ハンドの「究極の一点」です。
この「究極の一点」が気療の「理論と実技」のすべてを融合するので、
「融合極点」ともいいます。つまり、「くの字」の手のひらに「力を加えた」
状態が気療ハンドです。



この気療ハンドのままで気療エクササイズや気療ヒーリングをすることにより、三調整の原理が働きだし、同時に気療生命エネルギー(気)が体内に発生し体外に発散します。



気療ハンドのままで一人でも二人でも三人以上でも
気療エクササイズができます。また、気療ヒーリングする場合、
気療者も被気療者も気療ハンドにします。


症例の中で奥様も気療ハンドにして気療ヒーリングを受けて,
背骨の気療筋肉を発達させたのです。この気療筋肉で背骨を
しっかりと支えることができるようになったのです。


ちなみに、自律神経の働きによる筋肉の「収縮と弛緩」を
例えば「半絞り状態」としますと、気療神経の働きによる筋肉の
「瞬間収縮硬直と弛緩」は、「硬絞り状態」といえます。


ですから各臓器は硬絞り状態になります。
例えば、卵巣嚢腫や子宮筋腫は「半絞り状態」から
「硬絞り状態」になります。


よって卵巣の膿腫は、絞り出されてなくなります。
子宮筋腫も絞り込み運動が起きて、筋腫が小さくなったり、
消えたりします。全身が「硬絞り状態」にもなります。



なお気療ハンドは、大脳の抑制機能によって封印されているため、
その存在を知る人はいません。気療ハンドの確認方法は、
相手の人に気療ハンドにしてもらい「力を加えたまま」の
状態にして、力を緩めないようにいいます。


そして、親指と人さし指を両手で力を込めて引き離そうとしますが、
感覚硬直神経(気療神経)の働きにより、離れません。


これが気療ハンドです。気療ハンドが「太古の脳幹を主体と
する気療の神経系」の働きを作動させます。
よって、癒しの気療筋肉が発達します。



最後になりますが、気療ハンドで内臓筋や骨格筋などの
「気療筋肉」を鍛え、発達させましょう。



気療筋肉が癒しの気療生命エネルギーを高め、
自他治癒力を高めます。気療ハンドで自他治癒力を身につけよう!



気気療塾学院学院長 神沢瑞至 

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